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恵まれた職場

レッテルを貼られる覚悟

私は運がよかったのか、それとも、紹介してくれたサイト様の情報がよかったのか、クリーンな職場で働いています。昔ながらの泥臭い感じは全く無く、丁寧に指導して頂いています。ただし、雑用が力仕事ばかりで、その量がとても多いのが難点ですけどね。

最近、世の中は二つに分かれているのだと思いました。一つに、いい職場を知らず、今の職場こそ至高だと思ってしまう方。もう一つは、より良い職場を求めて、常に腕を磨ける環境に自分を置ける方。私は後者の職場にありつけました。
料理の世界では、「血を流してナンボ」という笑えないジョークがあります。指を包丁で切ったり、親方に殴られて鼻血をだして、初めて料理の厳しさが分かるという意味です。私は周りより遅く修行の道に入りましたので、その分のレッテルを貼られる覚悟は出来ていますが、それでも痛いのはカンベンです。まだ熱いのなら大丈夫なんですけどね。

先輩に対する態度

まだ厨房には立っていませんし、自分も未熟だと思いますが、先輩の腕を間近で見られる環境で働けることは、とても嬉しいことだと思います。この道に入って本当に良かったと思えるのは、今の職場が明るくフレンドリーだからだと思います。
恵まれた職場にいると、つい人間がたるんでしまい、堕落してしまうものです。しかし、厳しい職場にいれば人間として成長できるものでもないので、バランスが大切です。いいバランスを保つためには、過去の歴史に学びましょう。ギリシャ時代の貴族たちの生活や、ローマ時代の兵士たちの逸話を勉強されれば、自分が如何に恵まれた立場にいるのかが自覚できますよ。

もし、あなたが特権階層の人間だと自覚されているのであれば、それは大きな間違いだとお考えください。職場だって何だって、最後にその立ち居地を決めるのは人間です。その辺りを勘違いせずに、先輩に対する態度などに、常に気をつけるようにしてください。

もし私が独立したら、マクドナルドみたいにマニュアル重視の厨房にはしたくないですね。基礎基本は何度も身につけてもらいたいですが、その代わり、基礎が上達するたびに任せる仕事を増やして、リーダーシップの取れるコックになってもらいたいです。